FBIの内部告発も…バイデンの事件関与
■「機密」と書いてあっても機密ではない?
トランプ邸のFBI強制捜査に関する新情報となります。今回、FBIが捜査したきっかけは、
「トランプ退任時に国立公文書館に引き渡すべきだった機密文書300件以上を南部フロリダ州にある邸宅で保持していた疑い」ということなのですが、ではそもそも、なぜそのような疑いがかけられたのでしょうか?
それは、トランプさんが今年1月、「国立公文書館」に送った15箱ほどの書類にありました。トランプ邸から送られたその箱の中に、「機密」と書かれた書類があったために、「他にも所持しているのではないか?」という疑いをかけられたということです。
そのことを先日、デイリーメールやニューヨークポストが新たに報じました。しかし一度「機密」と書かれても、大統領が機密解除をすれば、機密扱いではなくなります。その解除の権限は大統領にしかありません。
ですから、トランプさんが全部自ら機密解除したものを持って帰ったので、その時にハンコか何かが押してあったり、「機密」と書かれていても、それは関係ないのです。
■捜査に関与していたバイデン
そしてこの情報により、実は新たな事実が発覚しました。バイデンさんは今までこの事件について、「俺はタッチしてないから、わからない」とコメントを避けてきましたが、これが全くの嘘だったということがわかったのです。
というのも、公文書館に送られた15箱の文書をFBIが見て捜査を実施したとのことですが、そもそも、この文書を見る権限はFBIにもないのです。一方で大統領が、辞めた後もしばらく文書を持っていること自体は問題ありません。
オバマさんも退任後、同様に3,000万ページの文書を保持していました。そして、大統領を退任した人はやがて、「大統領記念図書館」を作りますから、そこに保管すれば問題ありません。
その中にはもちろん、ずっと機密で見せられないような文書もあって、公文書館の方に移した方がいいものもあります。それは徐々に仕分けをすればいいのです。
フォードもニクソンも、大統領を辞めてから30年以上経って、ようやく文書の保存と移管が完了しました。そして、その移管完了までの期間、大統領が持ち出した文書を本来、外部の人は見てはいけないのです。
ではなぜ今回、FBIが見ていたのか?
ここで「見てもいいよ」という許可を与えられるのは現役の大統領しかいないのです。ですから、バイデンがFBIに「持ち出した文書を見ていいですよ」と許可して、それを根拠に、「トランプは機密書類をもっと持っているんだろう」というようなことで、トランプ邸を暴力的な形で強制捜査させたということです。
これはもう、現役大統領であるバイデンが関与してなければできないことなのです。「機密文書」と書かれた書類があったということをネタに、バイデンは事件をでっち上げて、2024年の大統領選挙にトランプが出馬できないようにしてやろうと画策をしたのだと考えられます。そのことがはっきりしてきました。
■FBIから内部告発者も…
「さすがにこのやり方はひどい」ということで、FBIの中の良心的な人たちが、共和党に機密リークといいますか、内部告発をやっています。
トランプを貶めるために、民主党を有利にするために、いかに政治的な意図を持って、FBIが動いたか?共和党の幹部のところには多くの情報が集まっていて、議会の夏休みが終わった9月に、徐々に暴露されることになると思います。
しかし、このような話は、日本の大手マスコミは全然しないんですね。特にテレビニュースを見ていますと、例えばNHKは先日も、「トランプはやっぱり悪いやつで、国家の機密情報を不正に持ち出した。それを追及しなければいけない」
と、ABCニュースの情報を間違ったまま垂れ流していました。このことは今後、さらなる事実が明らかになってくると思いますので、また皆さんにお伝えしたいと思います。
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