トランプ vs FBI…異例の家宅捜査のワケ

■トランプ邸捜査の異常さ


トランプ邸が捜査された当日ですが、トランプ前大統領の次男:エリック氏がその場にいたそうです。エリック氏の話によると、捜査令状を見せてもらえないまま、一方的に家宅捜索が行なわれたとのこと。法治国家のアメリカで、捜査令状を見せずに家宅捜索をすることは、異常です。なぜ、無理やりに家宅捜索が行われたのでしょうか?


今回の家宅捜索の理由について、表向きには、トランプが公的な書類をホワイトハウスから持ち出したからだと言われています。しかし、FBIや司法省がはっきりと話をしていないので、今のところよく分かっていません。


■反トランプ勢力の牙城


実は、この問題のポイントは、FBIと司法省の腐敗ぶりにあります。今や、ディープ・ステートという言い方もありますが、反トランプ勢力の牙城となっているのが、このFBIと司法省。ディープ・ステートとは、官僚とマスコミと政治家のこと。このリベラルな勢力が、三者一体となって、アメリカの弱体化、国家解体を図っているのです。


以前もお話ししたことがありますが、2016年のアメリカ大統領選挙で司法省の役人で政治献金した人を調べると、9割がヒラリークリントンに献金していたことが発覚しました。残り1割は、全てトランプというわけでもなく、もっと弱小候補、あるいは民主党の他の候補に献金していた人もいます。


ですから、反トランプ勢力の牙城がこの司法省だと言えるのです。また、FBIは司法省の傘下の機関。トランプが指名したFBIの長官ですら、結局は左翼思想に汚染されてアメリカ国家を解体する側でした。


■FBIと司法省の民主党びいき


実際、FBIと司法省は民主党びいきなのです。それは、ヒラリー・クリントンが国務長官の時のこと。彼女は、国務省のサーバーではなく個人のプライベートサーバーで個人のアドレスを使って、国務長官の仕事をしていました。そして、そこで得られた情報が中国共産党に筒抜けになっていたことまで判明。


これは、個人サーバーを使ったことだけでも大罪ですが、国務省の人間ですから、執行猶予付きの有罪になってもおかしくありません。実際、過去にそうなった判例もあります。ですが、FBIが事情聴取をし、重要な情報が漏れていないとして、彼女は無罪放免に。


もちろん、クリントン邸への家宅捜索も行なっていません。さらに、FBIと司法省は、不正もコントロールしています。


1つは、ご存知の通り、ロシアゲートのでっち上げ。トランプとロシアの共謀を事件化するだけでなく、FBIがトランプ陣営を盗聴するまでエスカレートしていました。最近だと、今話題になっているバイデンの息子:ハンター・バイデン氏のラップトップスキャンダル。


彼が、チャイナやウクライナから巨額の資金を受け取っていたことが明らかになった問題です。しかし、この追及はほとんど進んでいないのです。まず裁判も始まっていない。大統領の息子だったら、上級国民で、悪いことをした証拠が出てきても捕まらない…そういった民主党サイドに立った不正をしているのが、司法省とFBIなのです。


■追い詰められる民主党


しかし、この秋の中間選挙で共和党が勝利し、トランプ勢力が有力になると…議会でこういった問題がどんどん暴かれていきます。司法省とFBIがいかに不正をしてトランプ陣営をいじめてきたか?過去の不正行為が、一気に明るみに出てしまいます。


実際に、ハンター・バイデン氏のラップトップ事件について、ニューヨークタイムスをはじめとするリベラルメディアも、当初は「ロシアのでっち上げだ」と言っていましたが、今では「あれは真実だ」と認めているのです。


ですから、FBIや司法省がトランプの自宅にまで押し入ったのは、共和党が勝利しないよう、不利な状況にするためでしょう。ここまでするということは、彼らも相当追い詰められているのです。

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